鳥盡初音寿語六(とりつくしはつねすごろく)読み下し講座


さとり 一、むことり
二、手(て)とり
三、客(きゃく)とり

■読み下し文

「じふ**むろの大かいに
ざ*
やどれど**六よくの
ふかはおこりてこれが
さめにかげをとどめず
して、火*たくをいづるもの▲
まれなり。それ、にんげん
**
むなつゆの情と
飯と酒、くらくら
じゃく々々、ちんぷんかん。

▲△○→段落の繋がり方を示す記号
*→判別できない文字

■大江戸瓦版■
僧侶と寺社奉行について

江戸には当初から寺社地という区域があり、僧侶・神官などの宗教人は、寺社奉行管轄であり、町奉行は手が出せない。
寺社奉行は、幕府三大奉行の一つで、大名から任命される。旗本から任命される町奉行よりも格式が高く、当時の宗教の高い位置付けがわかる。




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