■取材後記 ●大阪箕面に日本が誇る「世界遺産」を見た! 山本先生が双六に注ぐ愛情と蒐集にかける情熱は、とにかく凄まじいものでした。まさに「キング オブ スゴロキアンズ」です。以下に先生の「双六命」の情念の焔(ほむら)の一端をご紹介します。これらはすべて山本先生が実践なさっていることなのです。
・・・皆さん、こんなことができますか?すべてご家族の深い理解を得てのことだということも頭が下がります。本当に感服しました。わざわざ汐の香漂う東京の築地くんだりから、聖地箕面にお参りした甲斐がありました。そういう意味で、翔奉庵コレクションは世界遺産であり、それを守る山本先生は「双六天」なのです。先生は、人間的にも本当に素晴らしい方でありました。今回の取材を機会に、あらためて双六の世界の奥深さを認識した次第です。私は、遥かな「上がり」を目指して、やっと「振り出し」に立ったばかりであることに気づきました。 本サイトをご覧になった皆さんによって、スゴロキアンの輪がますます広がっていくことを心より念じております。 ――翔奉庵にて さやさやと 滝風に鳴る 楓かな 墨版の 武者荒ぶれる 節句かな 箕面より 世界を望む 双六天 絹よりも 古き道より 賽来たる 数千の 双六眺め 時止まる (文責:築地双六館館長 吉田修) Copyright(c)2000 TSUKIJI SUGOROKUKAN
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