■ 大発見!モヘンジョダロ出土のサイコロ 先生は、絵双六だけでなく、双六盤や賽子(サイコロ)も蒐集なさっています。どのような珍品があるのでしょうか? しかし、美しさ、面白さ、芸術性は日本の双六が完全に諸外国を凌駕しています。歴史的には、ヨーロッパでは、イタリアが双六の発祥地のようです。15〜16世紀頃から、「鵞鳥ゲーム」(Game of Y Goose)と呼ばれ、フランス、イギリスへと流行が伝播していきました。アジアでは、チベットやネパール、中国、韓国にもありますが、現代も広く遊ばれているのは、台湾でしょう。現代中国ではもう遊んでいないようです。面白いことに、日本の双六だけが時計回りで、他の国は殆ど時計と逆回りです。不思議ですねえ。」 ・ ・・モヘンジョダロ出土のサイコロは、博物館にあってもおかしくないほどの貴重なものです。4000年前のインダス文明が栄えていた頃にも、博打に興じていた人がいたのです。
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