双六ライブラリー


春爛漫!!!新案花輪競争双六 1924年(大正13年)
制作 案・横田桃水 画:武田比佐 / 少女倶楽部 1月号(大日本雄弁会) / サイズ(cm)  縦55×横79

欄外にある「うめ」「ぼたん」「さくら」などの持ち札を決め、その花名のひらがなのあるコマで止まりながら上がりを目指す。
振出しは花の精。たくさんのひらがなのコマが散りばめられている木を経て、花に囲まれた二人の大正ロマン少女(大きな絵で描かれている)で上がり。均等なコマ割りに捉われず、大胆でユニークな構図になっている。

※関東大震災は1923年(大正12年)9月1日に起こり、その震災後3ヶ月でこの双六が発行されていることに注目したい。

*写真をクリックすると、拡大したものが見られます。


全体図


ふりだし(花の精)


コマの一部

コマの一部


コマの一部


あがり(大正ロマン少女)


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