安政の墨色の双六。江戸時代の職業尽くしとして資料価値あり。振り出しは西宮えびす大市、上がりは大店の賑わい風景である。湯熨斗家(クリーニング)、寺子屋、仕立物、呉服太物、漆家、表具師、杣と木挽き(木の切出しと削り)、素麺屋、茶染屋、豆腐屋、臼目立て屋、綿屋など多彩な職業が江戸を繁栄させた。ハードカバー付双六。
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