新板世界最強双六蒐集家飛廻取材寿語録



――山本正勝先生取材記――
2002.5

版元/築地双六館
企画・編集/築地双六館
取材協力/翔奉庵 山本正勝先生

■山本正勝先生のプロフィル
山本正勝先生 1932年大阪市生まれ。小学校時代に恩師の薫陶を受け、絵の勉強を行う。大学では医学部に入り皮膚科の医者を目指す一方、浮世絵に魅せられ蒐集を始める。その頃、京都の古書店、絵双六と運命的に出会い、その価値を世間に先駆けて見出す。以降、医業の傍ら、5300枚の絵双六をはじめとし、双六と名のつくものすべてを蒐集する双六界の巨匠になる。

 これらの蒐集作品は、翔奉庵(しょうぶあん)=<双六の勝負とご夫婦の名前(正)勝と武(子)に通ず>・・・と称される地下1Fの双六専用資料館に整然と収められており、全国のスゴロキアンの来訪が絶えない。1988年には、名著「双六遊美」(芸艸堂)が上梓され、2002年秋には、同書の続編の出版が計画されている。また、筋金入りの阪神タイガースファンでもある。

*先生は大変魅力的で柔らかい関西弁を話されますが、そのお話し振りが筆者の筆力では再現できませんので以下標準語的に記します。(堪忍しとくなはれ?!)


「振り出し」は大阪の箕面

蒐集の動機は「双六へのいとおしさ」

双六には生活のすべてが表現されている

江戸時代の古い双六を見分けるコツ

エッチな双六もおまんのや!

写楽の双六はあるか?

大発見!モヘンジョダロ出土のサイコロ

現代の双六は100年後に必ず価値が出る

双六蒐集は、人的ネットワークから

編集後記


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