築地双六館館長吉田修〝一生成長TV〟に出演しました。
“2006年サッカーW杯日本代表絵すごろく”2006年元旦の地方紙に掲載!

築地双六館は、共同通信社と「2006年 サッカーW杯 日本代表絵すごろく」を共同制作し、元旦の主な地方紙に掲載されました!
元旦の主な地方紙とすごろくを遊ぶための展開図

掲載紙:秋田魁新報、岩手日報、福島民友、下野新聞、千葉日報、山梨日日新聞、信濃毎日新聞、新潟日報、岐阜新聞、福井新聞、山陽新聞、宮崎日日新聞、琉球新報、沖縄タイムス。
※プリントアウトし、切り取って組み立ててお使いください。
双六関連書籍のご紹介

「観覧車物語~110年の歴史をめぐる」(1907年「観覧車回転双六」の口絵写真あり 発行:平凡社)を紹介します。

2人の異色のスゴロキアン登場!

小学生が「日本全国旅すごろく」を作成
・上田市の小学2年生の原田寛正くん作成のオリジナル双六「日本全国旅すごろく」が送られてきました。
長野県上田市立清明小学校2年生の原田寛正くんが、2004年の夏休みの自由課題で、「日本全国旅すごろく」を作成し、担任の先生を通じて当館に送っていただきました。
全都道府県を覚えやすいように名産品や鉄道路線図を描き、解説の作文を書き、ルールブックや、コマなども工夫して作ってあります。頼もしい小学生のスロキアンの登場です!

原田寛正(長野県上田市立清明小学校2年生)  
 ぼくは、ちずを見ることが大すきです。ぼくのいえのリビングルームには、せかいち図が はってあって、テレビや本で見たりきいたりするくにやちめいをさがしています。ねるまえにち図の本でどこにどんな山や川があるのかをながめます。

 かぞくで、車、新かん線、ひこうきをつかってよくりょこうもします。おじいちゃん、おばあちゃんが岩国にすんでいるので、山口県や広しま県、九しゅうにもよくいきます。 とうきょうからきせいしたときには、と中のきょうとにとまってあそびます。

 そして今年のなつは、上田から山口県まで車でかえりました。ゆきはめいしんをとおって、かえりはほくりくを回ってかえりました。ゆきとかえりでちがうみちをとおったのでいろんなけしきが見えました。海のそばのみちをとおったときは、きらきら光る海やしまがとてもきれいでした。ぼくは、日本全国たびすごろくをつくっていっぱい県の名まえとばしょをしらべました。かくちのほうげんやおみやげもしらべてべんきょうになりました。 

 すごろくのルールは、ぼくが楽しみながら考えました。ゲームを自分で作って日本全国をたびすることができてとてもよかったです。

レベッカ・ソルターさん来日!
2003年6月と2004年の10月の2回にわたってロンドンより珍しいお客様が当館を訪問されました。

レベッカ・ソルターさんは、京都に留学経験のあるロンドン在住のアーティストです。
「Japanese Woodblock Printing」の著書もあり、国内外で展覧会を開催しています。
今回は、 双六とりわけ、「永沈」「無間地獄」の概念に興味を持って取材に来られました。目のつけ所がいいですね。
カルタ等の日本の伝統工芸の職人技にも造詣が深く、近々その出版を予定されています。

※レベッカさんのホームページはこちら
http://www.rebeccasalter.com/

山本正勝先生が新著を出版されました!

世界一で憧れの双六コレクター 山本正勝先生が新著「絵すごろく―生いたちと魅力」を出版されました。 江戸から平成までの世界各国の双六が多く載録されており、絵双六のすべてがわかります。スゴロキアン必読の書です!

山本正勝先生への取材が実現

山本正勝先生をついに取材しました。館長入魂の感動取材記「新板世界最強双六蒐集家飛廻取材寿語録」を是非お読みください!珍しい双六もたくさん紹介しています。

絵双六についての新刊本のお知らせ《幕末・明治の絵双六》

絵双六についての新刊本=「幕末・明治の絵双六」(編著:加藤康子・松村倫子、発行:国書刊行会)が発行されました。(2002/5)
全国のスゴロキアンに是非紹介したいと思います!

幕末・明治の絵双六」 加藤 康子 (著), 松村 倫子 (著) 国書刊行会 ; ISBN: 4336041881

定価は、20,000円と高価ですが、永久保存版の図版入り大判美術書なので将来にわたって家族で楽しめます。学校や地域の図書館で購入希望図書としてオーダーしてみるのもいいでしょう。

<著者である加藤康子先生からのメールをいただきました>

双六ねっと御中
 以前、メールをお送りいたしました加藤康子です。その節はお返事をありがとうご ざいました。拙著(共著)『幕末・明治の絵双六』はお手元に届きましたでしょう か。山本正勝先生からも皆様の熱心な収集のことなど伺いました。目の肥えておられる皆様にはお目だるい内容かと存じますが、ご感想やご批判などお教えいただければ有り難く存じます。有名な貴ホームページで私たちの拙著をご紹介いただければ、誠に有り難く存じます。よろしくお願いいたします。ますますのご発展を祈念いたします。 4.13 加藤康子

<館長の読後感>

121のドラマがぎゅっと詰まった「絵双六テーマパーク」の公式ガイドブックです! 121枚もの絵双六がカラーで紹介され、それぞれに詳細な解説がなされています。これほどの内容のものは、これまでありません。絵双六研究及び幕末と明治の庶民史研究において画期的な本だと思います。今、この時点で本として世に発表された意義は、とても 大きなものがあり、後世にますますその価値が評価されることでしょう。 

 著者は、各図書館・博物館に協力を求められ、図版撮影にも細心の注意を払っておられることや山本正勝先生をはじめする多くの専門家の助言を得ておられるなどに大変感心しました。つまり、日ごろの研究の成果を形にするために、多くの方を巻き込んでいくいわゆる「プロデュース力」が遺憾なく発揮されています。そして、その「プロデュース力」は、お二人の絵双六への情熱と誠実な研究姿勢によって裏打ちされていることがこの本を読んでいけば自然にわかってきます。

 私は絵双六の特徴は、「ドラマ展開の一覧性」にあると思います。人生の起伏や諸国の多様性を一枚の絵にぎゅっと凝縮し、テーマに対するある種の観念やイメージを読者に強く訴求してきます。具体的な各論を語るそれぞれのコマとそれらのコマのモザイクを集めて出来上がる言葉と絵画のアート・・・ちょうどアラベスクのような煌めきを放っています。 コマを読み解き、時代や世相の連関を推理し、作者の意図を探る・・・お二人のとってもしんどいけれど、とっても楽しい執筆風景が目に浮かびます。 私のコレクションも提供すれば良かったなと思ったりしています。最近私はこの本を、枕頭において、それぞれの時代や人物を想像しながら眠りについています。

*奇しくも著者のお二人と私は同い年(1954年生まれ)でありました!

楊暁捷先生が新著を出版されました!

当館のスタッフでもある楊暁捷先生が新しい著書を出版されました!是非お読みください。(2002/3)
カルガリー大学準教授で当館のスタッフでもある楊暁捷先生が新しい著書を出版されました!是非お読みください。平安時代の貴族が鬼と双六勝負をする話も出てきます。

鬼のいる光景―『長谷雄草紙』に見る中世
楊 暁捷 (著)

角川叢書  ISBN: 4047021202  ¥2,700

*同書の腰巻(紹介文)より
女が、溶けて水になってしまった!奇妙なストーリー展開を見せる絵巻から鮮やかに "中世"を蘇らせる。

双六賭博に勝って鬼から美女を獲得したという平安初期の文人紀長谷雄(きのはせお)を主人公とした、一見荒唐無稽な奇談を妙にリアルに絵画化した絵巻「長谷雄草紙」。中世に制作されたこの絵巻には、当時の絵師と鑑賞者との間で暗黙の内に了解していた"約束事"がぎっしり仕組まれていた。本書は、制作当時の鑑賞者の視線に思いをめぐらせながらこの仕組みを読み解いていく。それはいわば、中世のひとびとの生活をいきいきと二十一世紀のいまに蘇らせる営みである。

当サイトに寄せられた熱いメッセージです!

皆さんからの熱いメッセージをご紹介!(2001/5)

(~E ~★)チュ! 応援ありがとうございます!2001/5/11

ここに掲載された熱いメッセージは、築地双六館「双六ねっと」に寄せられた83通のメールからピックアップしたものです。スゴロキアンの皆さんの熱い応援メールに深く感謝いたします!!引き続きご感想・ご意見をお寄せください。( へどうぞ!)

■はじめまして、びっくりしました。 双六のこんなすごいHPがあるなんて!   私は吉祥寺や代官山でバックギャモンを打っていてギャモンのHPもやっています。よろしければリンクさせてください。 歴史がすごく良くわかって最高です。(尾田一良さん) 

■ざつがく・どっと・こむ(zatsugaku.com)小橋です。 下記、このたびのコラム執筆に際して、おおいに参考にさせていた だきました。ありがとうございます。こういう、専門家、好事家の 方々が本気で情報提供されているサイトって大好きです。 コラムへのコメントとして、サイトを紹介させていただいておりま す。「雑学なリンク」へも、落ち着いたらいくつかサイトを追加し ようと考えているので、そのとき、入れさせていただきます。  (「今日の雑学+(プラス)」編集長 小橋昭彦さん)

■ご意見・ご感想 双六のサイトがあるのをはじめて知りました。心の中 で「オオッ、すごろく!」と叫んでいました。子供の頃に、雑誌の付録な どについている双六で遊んだ記憶があります。最近は双六で遊ぶことは ありませんが、子供の頃に良く遊んだ人生ゲームやモノポリーなどは 双六を原点とした遊びでした。サイコロがルーレットになり、盤にも さまざまな工夫が凝らされ、時代とともに双六の変遷がうかがえますが、 やはり古(いにしえ)の双六で再び遊んでみたいという思いはあります。 殺伐とした現代社会の中で、古き良きものが淘汰されていく非常に残念な 世の中でこのサイトを知ったときの「まだまだ世の中捨てたもんじゃな い」というひとつの安堵感が救いになりました。(三井 常義さん)

■初めまして。場違いのお願いかもしれませんが、双六に関するページ なので、お願いしてみます。相撲の力士が入った古い時代の双六を探し ていますが、どのようにすれば得られるか、その手がかりがあったらご連 絡ください。古書店ではほとんど扱っていないことが分かりました。骨董 品を扱っている店をまめに歩けば、そして運がよければ、見つかるかもし れないということは聞いています。なにかとっかかりがほしいと思って いるところです。 (根間さん) 

■初めて拝見しました。生まれた時から「祭り」に親しみ40歳を過ぎ ても高校生と小学生の子供と、毎年神輿を担いでいます。首から下げたり、 千社札のような「江戸文字?」の物が、欲しいと思っています。ぜひ、これか らも色々楽しい企画をお願いします。(安部喜代美さん)

■双六専門のHPは始めてみました。 双六ライブラリーは珍しい双六がたくさんあって面白かったです。(黒澤 豊さん) 

■こんなすごろくのサイトがあるなんて驚きました。 すごろくと言えば人生ゲーム。はたまた最近はテレビゲーム上のいただきストリートをやるくらいですね。 このサイトちょっと僕には難しかったです。さらーっと読むにはちょっと手ごたえがありすぎで、でも興味深いサイトですね。(遠藤 裕司さん) 

■初めて覗かせていただきました。 これからも、ちょくちょく覗きます。(阿部 俊子さん) 


以下のメールは、当館の応援者でもある森永卓郎さんからご寄贈いただいたも のです。 森永さんは、三和総合研究所というシンクタンクの主席研究員で あり、エコノミストです。テレビ朝日の「ニュースステーション」の名コ メンテーターとしても出演されて います。 その一方で、ご自身も大変なコ レクターです。例えば、ミニカー(1万台以上)、有名人の名刺、コーラ の缶・瓶、放送局グッズ、各種フィギュア、ハンバーガーの景品、 ストラ ッ プ・・・・。 思わず収集に協力してあげたくなります。 彼のHP (URL:https://morinaga-takuro.com) を是非ご覧ください。とっても楽しめます。

:■こんばんは 吉田様 HP拝見いたしました。最高ですね。 HPそのものよりも、中身がすごいです。 これはアートですね。浮世絵がとんでもない高値になっている のは知っていましたが、双六もそれ以上の美術的価値があるのに 恥ずかしながらはじめて気が付きました。 これは将来火がつくと思います。ある意味で浮世絵よりずっと 面白いですから。
ところでちょっと教えて欲しいのですが、HPに記載されている 古書店に行けば似たようなものが買えるのですか? 額にいれて飾っておけるくらいのコンディション、つまり レア度は低くてもよいからきれいなものだといくらくらいするのですか?  どうもいいものをみるとすぐに欲しくなってしまうので。  何枚も買って市場を荒らすようなことはしませんので、 ぜひ教えて下さるとうれしいです。 (数万円で買えるものなら買いたいですが、世の中そんなに甘くないんでしょう ね)。 それにしても久しぶりに興奮してHPを拝見しました。 (森永 卓郎)

■吉田修様  こんばんは。今日昼休みに抜け出して 松屋の古書市に行ってきました。  双六がいろいろみられてとても面白かったです。 江戸期のものがみられなかったのがちょっと 残念でしたが。  素人が下手に手を出すと高いモノを掴まされるのは どのコレクションでも同じですが、 安いのを2つ買ってきて、それでもかみさんに叱られました。  どうして女性は理解しないのでしょうね。 大正滑稽双六というのと戦後のあやしいマンガの双六です。 大正のほうは、同じモノが別のお店にもあったのでありふれた もののようですが、中身が気にいってしまいました。 1万2千円でしたが、もう一つのお店は2万円で売ってました。 戦後の方は3千円でしたが、チープな感じがとてもよいです。 今度暇ができたら神田にいってみようと思います。 また打ち合わせの後にでも、双六のお話をしましょう。 とりあえず、ご報告とお礼まで。 (森永 卓郎)


■いまさらながら、テクノロジーの進化に目を見張る思いがします。個人が世界に向けて情報発信できるというのはすごいことですね。で、内容ですがこれまですごろくについてほとんどなにも知らなかった者(私)でも、楽しく・おもしろくその世界を堪能できる作りになっており、作者の幅広い見識をうかがわせるものとなっていると感じました(誉めすぎ?)。ストラップ欲しいよう!
(土肥さん) 

■双六って子供の頃はよく遊びましたが、大人になってすっかり忘れ去っていました。そういえば学校の授業とかでも歴史ある遊びだと習ったような記憶があります。TVゲームになっているモノポリーとか桃鉄とかも基本は双六ですもんね。懐かしい物を思い出させていただきました。ちょこちょこ覗かせていただきたいと思います。
(成田さん)

■双六のサイトがあるなんて初めて知りました!すごく好きですけれど、最近やってないですね…。パソコンでモノポリーをするくらいです。以前、赤穂の博物館で、江戸時代だかに出た赤穂浪士の双六の復刻版というのを買ったのですがとりあえず眺めているだけです。でも、このサイトで歴史や文化を知って奥が深いと思いました。とても面白かったです♪
サイトのデザインも素敵ですね!(勘亭流の文字が大好きなんです)また遊びに来ます!
(坂本さん) 

■小さい頃正月になると従兄弟連中と夢中になった双六(確か東海道五十三次のものだった)が懐かしく思えました。それにしても本サイトでは双六の歴史から全てが勉強になり、双六のウンチクとして人に自慢できます。
(福原さん) 

*掲載内容について不都合がある方はご連絡くださいね。

館長が、「中央FM」に出演しました!

館長、「中央FM」に出演、双六について熱く語る(2001/3)

「中央FM」に出演、双六について熱く語りました。

私は、3/20に、コミュニティラジオ「中央FM」(RADIO CITY84.0)の「こちら中央情報局・コミュニティ・アラカルト」に 生出演し、絵双六について約30分間語りました。

中央FMとは、東京都の 中央区を中心とした地元FM放送で、中央区も出資しています。 お相手のパーソナリティは、安村真理さん。とてもインタビューの上手 い方で、あっという間の30分でした。

話題としては、築地双六館のこ と、双六との出会い、双六の歴史、中央区と縁の深さ、楊先生のこと、 双六の魅力、双六と子供の職業教育などでした。

特に「大東京名所めぐり 」(昭和7年)や「東都流行食通名家双六」(大正年)は、地元の名所や 今も営業している食の名店があり、大変盛上がりました。 

初めてのインタビューでしたが、絵双六の楽しさと奥の深さは多少なり ともお伝えできたと思います。

*写真は、茅場町のスタジオでパーソナリティの安村さんとのツーショッ ト。