25.宇宙基地双六 昭和40年代 |
制作 不明(記載なし)/ サイズ(cm) 縦39×横53 この双六は、当館の応援者でもある森永卓郎さんからご寄贈いただいたも のです。 森永さんは、三和総合研究所というシンクタンクの主席研究員で あり、エコノミストです。テレビ朝日の「ニュースステーション」の名コ メンテーターとしても出演されています。 その一方で、ご自身も大変なコ レクターです。例えば、ミニカー(1万台以上)、有名人の名刺、コーラ の缶・瓶、放送局グッズ、各種フィギュア、ハンバーガーの景品、ストラ ッ プ・・・・。 思わず収集に協力してあげたくなります。 彼のHP (URL:https://morinaga-takuro.com) を是非ご覧ください。とっても楽しめます。 ところで、この双六は、森永さん自身が東郷神社(東京)の骨董市で今年 購入したものだそうです。ある研究会の折にそっと手渡してくれました (!?)。彼曰く「昭和30年代の双六でしょうか。この頃のキャラクタ ー双六はき っと値打ちが出るでしょうね」。・・・・しかし、よく見るとこれは、 1970年代(昭和45~54年)、おそらく昭和45~47年頃のものでし ょう。 コマ中に、ロケット本体と月着陸船のようなものがドッキングしている絵 がありますが、この絵は紛れもなく、アポロ11号(1969年・昭和44年)の司令船と月着陸船です。別のコマには、帰還船の大気圏再突入の 絵があ ります。 漫画は雑ではあっても、当時の少年が心浮き立たせ(小生は中学2年生) アポロ宇宙船のメカが描かれています。一方、タコの火星人(?)や怪し い 宇宙人が登場するなど荒唐無稽な感じが懐かしいですね。駄菓子屋向けに 名古屋の町工場で印刷したような味わいがあります。 「上り」は宇宙人との遭遇に驚嘆する飛行士です。 |